NSSホールディングス株式会社グループのNSSマーケティング株式会社は、AIを用いてWEBページを14ヶ国語に自動翻訳する「MULTILINGUAL INDEX – マルチリンガルインデックス」というサービスの提供を開始しました。
MULTILINGUAL INDEXは、日本語のページを英語、中国語(簡体/繁体)、韓国語、タイ語、ベトナム語、タガログ語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、ヒンディー語、アラビア語に翻訳することができるホームページ多言語化ツールです。
通常の翻訳ツールのように単語単位での翻訳をするわけではなく、AIで文脈を読み取った上で行うので、精度の高い翻訳をすることが可能になっています。また、微妙なニュアンスで表現したい部分だけを編集することができる機能も搭載されているため、より品質の高いWEBページを簡単な作業で構築することができます。さらに、言語ごとに画像を入れ替えることができる機能もあるため、日本語が入った画像を各国語に編集することでよりユーザー
に伝わりやすいインバウンド向けのホームページを構築できます。翻訳されたWEBページは日本語のホームページとは別に独立した言語サイトとしてサブドメイン上に表示されるため、ユーザーが扱う言語ごとに最適な検索結果を表示させることができます。
引用:https://kyodonewsprwire.jp/release/201904255835
引用:https://ml-index.com/
─ YODOQの見方───────────────────────────
2018年の訪日外国人数は、2013年と比べて3倍の3119万人にまで増加しています。今後も東京オリンピックや大阪万博の開催を控え、ますます多くの外国人が観光やビジネスで日本を訪れるだろうと予測されます。そのため、WEBページを多言語化するサービスは更に需要が増すと思います。
そこで、WEBページを翻訳する多言語化ツールを調べてみました。
1.WOVN.io
ヘッダーにコードを1行挿入しURLを登録してページを作成することで、最大27ヶ国語に対応可能です。利用料は1ヶ月5,000円~と比較的、安価に導入できます。
参考:https://wovn.io/jp/trial?gclid=CNHZlKfX5MsCFYWVvAodmkIIoA
2.Myサイト翻訳
日本語サイトのデザインや内容、クオリティを変えることなく簡単に32言語に自動翻訳できます。月額、最低3万円から利用可能で、既存の日本語サイトに翻訳ボタンを設置するだけです。
参考:https://www.kodensha.jp/index/products/mysite/
3.WPML
Wordpressへのインストールで40以上の言語でウェブサイトを簡単に運営できます。WordPress API 機能を利用するだけで、ほぼ全てのテーマで実装でき、スムーズに作動します。精度の高い翻訳を希望する場合は、人が翻訳するサービスも有償で提供しています。
参考:https://wpml.org/ja/
他にも、多種多様な多言語化ツールがあります。インバウンド対策の一環として、それぞれの仕組みや利用料などを考慮してご自信のWEBサイトに最適なツールを検討されてはいかがでしょう。